占い師 雪花 ( ゆきはな ) in 栃木

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カテゴリ:易関連雑学( 8 )

易占と日本文学-1 竹取物語その1

前に下記の本を購入していました。

「易占と日本文学」山本唯一さん著 清水弘文堂

易経と古典文学の関係はあまりとりあげられることはありませんが
著者は占いという側面があるため、無視されていると語っています。
これはエジプトのピラミッドの呪いとか、建築の家相が、学者に
無視されてきたことに似ています。

いくつかの文学と易経の関係を説明しています。
竹取物語(かぐや姫)の話はとても有名です。
この話を易の「天風こう」という卦と関連づけています。
この卦の画象は外卦に「天」内卦に「風」です。
それぞれの表しているもののなかに
「天」天、宝石、金、果実
「風」木、長女
そして卦の象は 「女性一人に男性5人、不貞」

つまり、子供のいなかった竹取の翁が、木(竹)の中から、
女の子(長女)を見つける。
その後、夜ごとに翁は金のある竹を見つけるようになる。
易は内卦から、外卦を見ていくので、この順番になります
そして、成長した女の子は、大変美しい女性になる。
「天風こう」は、「多くの男性の中に、一人の女性があらわれ、
魅惑していく。その女性は不貞である」という意があります。
かぐや姫が美しく、周りの男性を魅惑していくのは有名ですが
実は月世界で罪を犯して地上におりてきたという部分は
案外忘れられています。
なにか、この卦を象徴しているような物語です。

次回は5人の求婚者の話です。
by yukinohana03jp | 2010-09-07 11:23 | 易関連雑学

有名な易学者-2

昭和の易聖と呼ばれた加藤大岳は、福島県会津出身です。
教員の経験もあり、佐藤春夫直弟子の詩人でもあります。

熊崎健翁の手ほどきを受けた加藤大岳は「汎日本易学協会」を設立。
「易学研究」という雑誌を発行。1938年には、易占者にとって
大きな影響を与えている「易学大講座」を出しました。
これが契機となり、私塾をひらくようになっていくのです。
明治の易聖の高島嘉右衛門は、門下生をとることは、
ほとんどありませんでしたが、加藤大岳は対照的に
たくさんの弟子を育成しています。
著作も多岐にわたっています。

その中でも「四高弟」と呼ばれた弟子達が、
のれん分けをしています。
加藤普品、柳下尚範、大熊芽楊、小林三剛の4人です。

各先生方を敬称略で申し訳ないです。

私が20年前に易を習い始めたのも、加藤大岳先生の
流れになります。
by yukinohana03jp | 2010-08-17 11:36 | 易関連雑学

有名な易学者-1

中国から日本に伝えられた易。
日本で易学者として特に著名な学者・占者は下記の4人です。

新井白蛾 (1715-1792)
真勢中州 (1754-1817)
高島嘉右衛門 (1832-1914) 「明治の易聖」
加藤大岳 (1907-1983) 「昭和の易聖」

高島嘉右衛門 は まさしく波瀾万丈の生涯をおくります。
材木商兼土木建築業の家に生まれましたが、
裕福な生活から借金取りに追われる生活まで
ジェットコースターのように繰り返し、果ては入牢生活に。
その獄中で、畳の下から発見した「易経」、
その本は獄中生活の光となり、熱中していくようになります。
約6年後に放免されたのちは、事業家として、さまざまな事業を手掛けていきます。
西洋式ホテル「高島屋」の建設、神奈川の臨海埋立事業、日本初の郵船「高島丸」、
初めてのガス灯、全国の灯台つくり、鉄道、下水道と洋学校から遊郭まで。
46歳の時に、事業の第一線から身をひき、私邸にこもります。
政財界の易占コンサルタントを続け、「高島易断」の刊行。
伊藤博文の相談役としても有名で、伊藤の凶事も占断していました。
しかし、彼は自分の子供に易を教えたわけでもなく、
あえて門弟をとることをしませんでした。
書生として奉公していた小玉卯太郎、他数名が門下生といえるだけです。

「占い師」 露木まさひろさん 社会思想社 より 引用しています
by yukinohana03jp | 2010-08-14 07:22 | 易関連雑学

はっけよい、のこった

「暦と占いの科学」永田久さん 新潮選書

上記の本に興味深いコラムがのっていました。

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相撲の行司が「はっけよい、のこった、のこった」と力士に掛け声を
かける「はっけ」とは ”八卦”のことである。「よい八卦がでたぞ」
という意味で「のこった」は「土俵にまだ余地が残っている」という
意味。時は十分で、戦うに十分、まだ土俵に余地があるから、
しっかり取り組むよう、行事がうながす掛け声であるという。
---------------------------------------------------------------------------

これを読むと、昔は相撲をとる前に、占いをたてていたのでしょうか?
こんなところにも、易はあるのですね。
by yukinohana03jp | 2010-08-05 09:38 | 易関連雑学

五術

中国には「五術」といわれるものがありました。
命・卜・相・山・医・山

「命」とは、人間の宿命を占う術で、四柱推命 等々 
「卜」とは、人間に関わる事柄を占う術で、易 等々
「相」とは、姿と形を占う術で相学と呼ばれ手相・人相・家相 等々
「医」とは、病気の治療を行う術で、漢方、鍼灸 等々
「山」とは、健康管理を行う術で呼吸法や運動法

西洋でいえば
「命」とは、占星術 
「卜」とは、タロットカード
「相」とは、人相はきっと見ますよね・・・(自信なし)
「医」とは、西洋医学
「山」とは、ヨガ 等々

説明を読むと、納得してしまいますが・・・
体得するというと・・・
by yukinohana03jp | 2010-07-29 22:30 | 易関連雑学

四字熟語と易-3 「君子豹変」

■君子豹変 ・・「沢火革・たっかかく」

前言を平気でがらりと変えるといった態度の急変を、
正当化する時に使う言葉。

出典は「沢火革」の爻辞、上爻からの言葉です。
いまはあまり良いイメージの言葉ではありませんが、元々はちがいます。

原文は 五爻の「大人虎変」と対になっており、
上爻の「君子豹変」の後には「小人革面」と続きます。

意味としては「大人・君子」は(自分と周りを)改める時には、
虎・豹の毛が抜け替わってより一層鮮やかになるように、
古きを去って一新するが、小人は、外面を変えるだけである。
というように、改革に対しての人の立場と対応を表現しています。
虎や豹が使われているように、その改革はより力強く、すばやく、美しく
周りの人を圧倒するような力がある。という意味だと思います。

例えば政治で言えば、支持率が下がると党首だけ変えて、
改革したというのは、まさしく「小人革面」ですね。
by yukinohana03jp | 2010-07-26 21:12 | 易関連雑学

四字熟語と易-2 「虎視眈々」

■虎視眈々 ・・「山雷頤・さんらいい」

虎が獲物を襲おうと、じっと狙って態勢を縮め、
鋭い目でうかがっている様子を表現した言葉です。

出典は「山雷頤」の爻辞、四爻からの言葉です。
この爻の意味は下位の賢人を捜すには、
虎が獲物を探すように注意深く、
そしてその獲物(賢人)をどこまでも追求する。
でも、それは養い育てるためなので、とがめはない。

虎視眈々というと、上のものを蹴落とすようなイメージがありますよね。
昔から、優秀な部下を持つことが大切だということはわかるのですが、
賢人を見つけるときのための言葉とは・・
by yukinohana03jp | 2010-07-24 20:38 | 易関連雑学

四字熟語と易-1 「一陽来復」

昨日は仕事が休みだったので、有休をとっていた夫とTUTAYA に出かけた。
1階の本屋で本を眺めてみる。
占い師宣言をしても、生活は特に変わらないが
「易」に関連しそうな分野に、どうしても興味が向く。
昨日買った本は「四字熟語で楽しむ中国史」塚本靑史さん(PHP新書)

この中から「易」に関する熟語を紹介します。

■一陽来復 ・・「地雷復・ちらいふく」
「易」から出た、古代の暦に関する言葉です。
「坤為地」の卦は、陰が六つも重なる冬至の意。
そこに陽が戻ってきた状態です。
易の卦でいうと「地雷復」です。
冬が終わって、ようやく春の兆しが見える様子。
苦しみから抜け出して、幸福が来る兆しをいいます。

この卦はいままでの苦労が報われるという嬉しい卦です。
ただ、易占では単純な吉運と読むわけにはいきません。
by yukinohana03jp | 2010-07-23 08:13 | 易関連雑学
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