周易の書物は、経文と周易翼伝に分けられています。
■経文(けいぶん)
経文は、64卦の占いの辞(ことば)です。
人生において遭遇すると考えられる、さまざまな場面を
64卦にあて説明されています。
この卦辞は、周の文王が作ったと言われています。
もちろん、長い間にはその辞は補訂されていったことも、想像できます。
■周易翼伝(しゅうえきよくでん)
そして、経文を補佐するために、下記の10冊の翼伝があります。
上下巻がありますので、実際は7種の書物になります。
彖伝上下、象伝上下、繫辞伝上下、文言伝、説卦伝、序卦伝、雑卦伝。
翼伝は、経文の理解を助ける書物であり、経文を鳥の胴体に見立てれば、
鳥の機能を果たす翼の役にあたる書物といえます。
■経文(けいぶん)
経文は、64卦の占いの辞(ことば)です。
人生において遭遇すると考えられる、さまざまな場面を
64卦にあて説明されています。
この卦辞は、周の文王が作ったと言われています。
もちろん、長い間にはその辞は補訂されていったことも、想像できます。
■周易翼伝(しゅうえきよくでん)
そして、経文を補佐するために、下記の10冊の翼伝があります。
上下巻がありますので、実際は7種の書物になります。
彖伝上下、象伝上下、繫辞伝上下、文言伝、説卦伝、序卦伝、雑卦伝。
翼伝は、経文の理解を助ける書物であり、経文を鳥の胴体に見立てれば、
鳥の機能を果たす翼の役にあたる書物といえます。
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by yukinohana03jp
| 2010-07-20 09:05
| 易の知識
「易」という文字が持っている内容は下記の通りです。
易簡、変易、不易。
簡単で、複雑に変化し、そして変わらない。
謎めいてきましたね。
これは、ある事象に当てはめるとわかりやすいです。
易簡…易は、自然界の原則を陰陽という二元で説明しているので
簡単でわかりやすい。
変易…自然界は四季の移り変わり、昼夜、寒暖、全て変化している。
易はその変化を解き、対応するみちを教える。
不易…自然界は常に変化しているが、冬が終われば春がくるように
一定普遍の法則がある、易はその変化の中にある法則を説くもの。
易は簡単であるが、複雑な変化があり、変化していても一定不変の法則がある。
この3つの言葉は、易を考えるときの背景になります。
もうここから、易の不思議な、わけのわからない世界に
はいっていくことになります。
易簡、変易、不易。
簡単で、複雑に変化し、そして変わらない。
謎めいてきましたね。
これは、ある事象に当てはめるとわかりやすいです。
易簡…易は、自然界の原則を陰陽という二元で説明しているので
簡単でわかりやすい。
変易…自然界は四季の移り変わり、昼夜、寒暖、全て変化している。
易はその変化を解き、対応するみちを教える。
不易…自然界は常に変化しているが、冬が終われば春がくるように
一定普遍の法則がある、易はその変化の中にある法則を説くもの。
易は簡単であるが、複雑な変化があり、変化していても一定不変の法則がある。
この3つの言葉は、易を考えるときの背景になります。
もうここから、易の不思議な、わけのわからない世界に
はいっていくことになります。
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by yukinohana03jp
| 2010-07-19 08:15
| 易の知識
易という文字の字源には、二つの説が言われています。
ひとつは 「トカゲ」 、もう一つは 「日月」 です。
「易」という文字は、象形であり、上の「日」の部分が頭、
下の「勿」の部分が胴体・脚を表している、と言うのです。
トカゲは一日に何度も色を変えて生きていく、この姿が易に通じるという考え方です。
次の「日月」説は、「日」は陽をかたどり、「月」は陰をかたどる。
易は陰陽を根本にするものだから、日と月を合わせた文字であるという考え方です。
最初にこの二つの説を聞いたときには、
「日月」の方がきれいだし、わかりやすいと思いました。
しかし、易を勉強するにつれ、その奥深さと、
人をくったような、とらえどころのない姿から、
いまは「トカゲ」説に納得しています。
ひとつは 「トカゲ」 、もう一つは 「日月」 です。
「易」という文字は、象形であり、上の「日」の部分が頭、
下の「勿」の部分が胴体・脚を表している、と言うのです。
トカゲは一日に何度も色を変えて生きていく、この姿が易に通じるという考え方です。
次の「日月」説は、「日」は陽をかたどり、「月」は陰をかたどる。
易は陰陽を根本にするものだから、日と月を合わせた文字であるという考え方です。
最初にこの二つの説を聞いたときには、
「日月」の方がきれいだし、わかりやすいと思いました。
しかし、易を勉強するにつれ、その奥深さと、
人をくったような、とらえどころのない姿から、
いまは「トカゲ」説に納得しています。
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by yukinohana03jp
| 2010-07-18 07:24
| 易の知識
64卦をつくった文王(姫昌)ですが、周の時代の前の 殷の時代の王の臣下でした。
その時の王(紂王)はたいへんな暴君で、姫昌はとらわれの身になってしまいました。
獄中に7年間いた姫昌は、易に熱中するふりをして、その才能を隠し、卦辞を作成しました。
卦辞とは64卦の説明をしている言葉です。
その卦辞は実は暗号の役目もし、外にいる仲間と情報交換をしたのです。
姫昌は出獄後挙兵し、紂王を倒し、周の時代をつくり、文王となりました。
易の卦辞はそういう背景もあったのですね。
しかし、卦辞が暗号とは・・、それでは占いの言葉としての意味は・・・
易は「経文」と「十翼」に分けられています。
「経文」は64卦の占いの言葉を書いたもので、
「十翼」はその補足や解説、易そのもののことを書いたものです。
「十翼」の作者は孔子と言われていますが、この説に対しては異論が大変多いです。
どちらかというと、孔子の名声にあやかって、後の人が
十翼を孔子が作ったと伝えたという気もします。
孔子が作ったのかどうかは別としても、何千年も伝えられてきた書物で
あることは間違いありません。
その時の王(紂王)はたいへんな暴君で、姫昌はとらわれの身になってしまいました。
獄中に7年間いた姫昌は、易に熱中するふりをして、その才能を隠し、卦辞を作成しました。
卦辞とは64卦の説明をしている言葉です。
その卦辞は実は暗号の役目もし、外にいる仲間と情報交換をしたのです。
姫昌は出獄後挙兵し、紂王を倒し、周の時代をつくり、文王となりました。
易の卦辞はそういう背景もあったのですね。
しかし、卦辞が暗号とは・・、それでは占いの言葉としての意味は・・・
易は「経文」と「十翼」に分けられています。
「経文」は64卦の占いの言葉を書いたもので、
「十翼」はその補足や解説、易そのもののことを書いたものです。
「十翼」の作者は孔子と言われていますが、この説に対しては異論が大変多いです。
どちらかというと、孔子の名声にあやかって、後の人が
十翼を孔子が作ったと伝えたという気もします。
孔子が作ったのかどうかは別としても、何千年も伝えられてきた書物で
あることは間違いありません。
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by yukinohana03jp
| 2010-07-17 09:16
| 易の知識
八卦をつくったと言われている伏犠(包犠)は牛身人面といわれています。
伝説の話といっても、これを読んだときはさすがに驚いたのですが
ギリシャ神話にも、そういったものはあった訳だし・・と無理矢理納得。
でも、数ある神様の一人ならいいけど、一番上の神様なのに・・と
少し不思議な感じもしたのを覚えています。
さて、易には下記の言葉があります。
「易は深し、人は三聖を更(へ)、世は三古を歴(へ)たり」
三聖とは三聖人のことで、
八卦を作った伏犠、卦爻辞を書いた文王・周公、十翼が孔子
この3人がつくり、その間に3つの時代を経過した、という意味です。
つまり、いまの「周易」は周の時代(B.C 1050-B.C.250)の前半に
文王によって、いま伝われている64卦になったのです。
周の時代に作られたので「周易」です。
(いくつかの説がありますが、この説が一般的です)
伝説の話といっても、これを読んだときはさすがに驚いたのですが
ギリシャ神話にも、そういったものはあった訳だし・・と無理矢理納得。
でも、数ある神様の一人ならいいけど、一番上の神様なのに・・と
少し不思議な感じもしたのを覚えています。
さて、易には下記の言葉があります。
「易は深し、人は三聖を更(へ)、世は三古を歴(へ)たり」
三聖とは三聖人のことで、
八卦を作った伏犠、卦爻辞を書いた文王・周公、十翼が孔子
この3人がつくり、その間に3つの時代を経過した、という意味です。
つまり、いまの「周易」は周の時代(B.C 1050-B.C.250)の前半に
文王によって、いま伝われている64卦になったのです。
周の時代に作られたので「周易」です。
(いくつかの説がありますが、この説が一般的です)
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by yukinohana03jp
| 2010-07-16 09:38
| 易の知識